弘前市議会 2020-09-08 令和 2年第3回定例会(第2号 9月 8日)
見直しの内容といたしましては、市街地の治水対策として整備された既存の雨水貯留施設を、冬期間は各エリアごとの雪置場として使用するインフラ施設の多機能化により施設規模を適正に縮小し、整備コストの圧縮を図った上で、河西地区を新規雪置場の整備場所の第一候補地といたしました。
見直しの内容といたしましては、市街地の治水対策として整備された既存の雨水貯留施設を、冬期間は各エリアごとの雪置場として使用するインフラ施設の多機能化により施設規模を適正に縮小し、整備コストの圧縮を図った上で、河西地区を新規雪置場の整備場所の第一候補地といたしました。
その結果、水槽内から熱交換器を介して熱量を取り出す現方式とすることによりまして、当初予定しておりました地中熱と太陽熱を夏季に蓄熱するために必要な施設が不要となることから、約7000万円の無散水融雪に係る整備コストの改善が図られるとともに、維持管理に係る費用を含めたライフサイクルコストについても低減が図られるため、当該方式を採用したということでございます。
ダム湖以西の本路線の整備につきましては、世界遺産登録地に近接することを考慮し、極力、現道を生かしつつ、局部改良や連続改良を組み合わせながら、必要最低限の交通機能を確保し、自然環境の保全に配慮することに加えて、整備コストの縮減が図られる計画が望ましいと考えており、トンネルや橋梁などの大規模構造物については、未改良区間の全体計画の中で総合的に検討がなされるものと理解をいたしております。
具体的には、暗門駐車場までの約3キロメートル区間について、整備コストの縮減が図られる1.5車線的道路整備とともに、自然環境の保全に配慮した計画により、つけかえ県道工事と同時施工するよう働きかけているほか、暗門駐車場より深浦町岩崎方面については、調査に着手し整備手法の検討を早急に行うよう要望しているところであります。
白神ラインについては、白神山地の価値の保全と自然を生かした観光振興を図るため、効率的かつ効果的な道路整備を早期に行うことができ、整備コストの縮減が図られる1.5車線的道路整備とともに、自然保護を考慮した電気自動車の普及による環境配慮型観光の促進が必要と考えているところであります。
これから建設する建築物の整備コストの軽減や下請に対する適正発注に向けた積極的な対応を考えた場合、総合評価方式による契約が望ましいと考えますが、文化観光交流施設では設計が決まっており、総合評価の導入は困難です。文化観光交流施設建設における工事費圧縮に向けた考え方をお示しください。また、契約後においては、さまざまな要因による物価変動に対するスライド条項を検討すべきと思うが市の考えをお示しください。